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留学成功5つの秘訣



留学で成功する人と失敗する人がいます。要するに、短期間でメキメキ成果をあげる人と長期留学したにもかかわらず、あまり成果があがらず帰国してしまう人がいるということです。留学前はほとんど同じ能力で、現地では同じ学校に通い、しかも同じ期間留学したにもかかわらず、結果に大きな違いが生じてしまうこともあります。なぜそうなってしまうのか? 本書はまさにこの疑問に答えるためにあります。
[著者紹介] 本橋 幸夫 (もとはしゆきお)
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1:HAL(ハル)の法則を知ろう

留学成功の3大要素「H・A・L」とは何か?そしてその法則とは?
留学を成功させる重要な要素には、先に述べた“行動(action)”のほかにもう2つあります。それは、“こころ(heart)”と、“言語(language)”です。
そして、これら3つの要素が、留学を成功に導く3大要素なのです。この3つの要素を簡単にまとめると、次のようになります。

実は、これらの要素をある数式にあてはめることで、「なぜ、この人が留学で成功するのだろうか」とか、「なぜ自分はあまりうまくいかないのか」などということがわかるようになります。海外でうまくいっている人(何とかなっている人)は、この3つの要素の“掛け算”で説明がつきます。
足し算ではありませんので、この点はくれぐれもご注意ください。足し算だとうまくいきません。
多くの人は“掛け算”ではなく、“足し算”で勝負しようとします。3つの要素のうち、何かが“ゼロ”であっても、他の要素がプラスであれば何とかなると思っているのですね。たとえば、留学を成功させるためには、学校選びこそがすべてだと考える人がいます。また、そのように説明する留学本や雑誌もあります。しかし、どんなに評判の良い学校に行っても、「英語を話せるようにしてくれるのは学校だ」と思っていたら、語学はなかなか上達しません。



2:目標を明確にすることが大切

目標を定めることで目指すゴールが明確になり、そのことで人は頑張れるのです。だからこそ目標設定が必要なのですね。
これを留学に置き換えてみましょう。たとえば、留学の目標は「英語をペラペラにする」とか「大学の学位を取得する」といった具合です。
「英語をペラペラにしたい」のなら、そのために現地でどんな環境を選び、どんな語学学校に申し込み、授業ではどんなスキルアップをさせるのかなども明確に決めておくべきです。その際に大事なのは、なるべく紙に書き出すことです。頭の中で考えただけだと、同じことを繰り返し考えてしまったり、せっかく良い
アイデアが浮かんでも忘れてしまったりするからです。でも、書くことで考えが具体的にまとまり、客観的に判断できるようにもなります。
なお目標の内容によっては、プロの留学カウンセラーと相談して決めるのも良いでしょう。

目標を設定したら、次はそれに日付を入れましょう。
目標を設定しても、それをいつまでに達成したいのかを決めておかないと、もたついて達成するまでに時間がかかってしまいがちです。
たとえば、語学を半年でマスターしたい人と、2年でマスターしたい人がいるとします。この両者が同時期に語学留学をしたとしましょう。すると、結果は明らかです。半年でマスターしようと決めた人のほうが、上達のスピードは断然早くなります。“半年の間にやらなきゃならないと思っている人”と、“2年間あるから、まぁ、ぼちぼちやればいいやと思っている人”の行動が違ってくるのは当然ですよね。
また、日付を入れることで、行動が具体化しやすくなります。何でもそうですが、締め切りが迫ってくると、行動せざるを得なくなることってありますよね。
つまり、日付を設定することで、具体的な行動予定が立てやすくなるというわけです。行動が違えば、結果も違ってきます。ですから、目標設定する際には、是非達成したい日付を入れることも忘れないでください。大変効果があります。目標に日付を入れることで、目標がただの目標でなく、自分自身の“予定”へと変わります。ぜひ実行してみてください!




3:「郷に入らば郷に従え」とは、こういうこと

留学を成功に導く第三の原則。それは、「郷に入らば郷に従え」(という)ことです。
さて、あなたはこの言葉を聞いて、どのように感じましたか? 実は、感じ方によって、あなたが現地に適応しやすいタイプかどうかを知ることができるのです。
「郷に入らば郷に従え」と聞いて、その感じ方は大きく告ぎの2つのタイプに分かれると思います。ひとつは、「郷に従え? そんなことは当たり前で、あらためて注意する必要はない!」と思う人で、もうひとつは、「この言葉はよく知っているけど、実際にはどうすればよいのだろう」と興味を持って耳を傾けようとする人です。
さて、あなたはどちらのタイプですか?
実は、前者の人こそ、注意が必要な人なんです。もともと郷に従う姿勢のある人は、まず後者のタイプのように、その内容に興味を示します。別の言い方をすれば、適応しようという視点で物事を見ているといえるでしょう。
留学を成功させるかどうかは、結局、留学先で日本とは違う状況の体験をどのように受け入れるかなんですね。
「日本であればこんなことは絶対にあり得ない!」という体験をマイナスに捉えて、それにこだわり過ぎると、現地での対応の速度が確実に遅くなってしまうのです。注意しましょう。
「へぇ。この国ではこうなんだ」と、違いを楽しむ感覚が大切です。
留学では、日本との習慣の違いをはじめ、それまでの常識がまったく通じないことや、予期しないことの連続といえます。想定外のことが起こるものです。したがって、それらに対して臨機応変に適応できるかどうかがカギになります。海外でうまくやっていくためには、その国の習慣や風習に自分から合わせていく姿勢や努力が必要です。これが「郷に入らば郷に従え」ということです。



4:留学先は24時間勉強の場であることを知れ

留学前は誰でも、「よし、現地では頑張るぞ!」と決意し、希望に旨を膨らませて出国します。ところが、いざ現地での生活が始まると、“国が違う!、言葉が違う!、習慣が違う”という環境の中、慣れるまではかなり精神的なストレスを感じ、つらいものです。そのため、留学生によっては、渡航前の決意が徐々に薄れてしまい、気づくと日本人のグループに入りびたり、何をするにもそのグループで行動するようになる、といったことはよくあることです。
これでは、もったいないですね。何のために貴重な時間とお金を使い、海外まで行ったのかわかりません。決して忘れてならないのは、語学を海外で勉強するということは、24時間その国の言語にどっぷり浸かる環境に身を置くということです。こうした絶好の環境を有効活用しない手はありません。
語学学校は英語を勉強する手段のすべてではありません!もしそれがすべてであれば、国内の英会話スクールで学んでも一緒ですね。前章でも述べましたが、国内と海外で、語学を学ぶ大きな違いを思い出してください。
このように、その人の英語の勉強に対する意識を、どこに置くかで同じ学校でも、同じ環境でも、同じ期間でも、同じような実力があっても結果はかなり違ってしまうのです。
日ごろから、あらかじめ「海外ではすべてが勉強の場になる」ということを強く意識しておくことです。すると自然に全ての環境が勉強の場として見えてくるようになります。
くれぐれも学校にいるときだけが勉強の場などとは考えないようにしてください。それでは日本国内にいるのと一緒になってしまいます。留学の意味がありません。



5:友人をたくさんつくろう。これこそ語学留学の醍醐味だ

留学を成功に導く最後の原則、それは「友人をたくさんつくろう」です。語学習得の上では、やはり何といっても海外の友人を持つことが、もっとも効果的だからです。
実は海外の友人をつくることは、ネットワークをつくることでもあります。語学学校でいろんな国籍の友人をつくれば、帰国後、「世界中に自分の友人の輪を広げられる」わけです。
そして、このことが語学研修の醍醐味でもあるのです。

(1)友人をつくることが語学上達の秘訣
まず、「語学習得の上では海外の友人を持つことがもっとも効果的」ということについてですが、これは外国人学生の友人をつくれば、それだけ共通言語の英語を話さざるを得ない状況を作ることになるので、当然のことながら語学力は向上します。つまり、外国人の友人と一緒にいることで、あなたの頭の中は常に英語漬けになるわけです。
自ら英語を会話せざるを得ない状況をつくることは語学習得の上では大切ですね。ぜひ留学先では、多くの“友人づくり”に挑戦してみてくださいね。あなたにとってきっと貴重な財産になるでしょう。

(2)語学留学は世界的なネットワークづくり
次に「世界中に友だちの輪が広がる」ということについてですが、語学学校には、世界中からいろいろな生徒さんが集まってきます。当たり前のことのように思えますが、実はこれはすごいことなのです。海外旅行でも、旅先でさまざまな人と出会えるチャンスがあるかも知れません。しかし、語学学校の場合は、海外から集まる人たちと知り合いになれる人数が旅行に比べて大変多く、しかも親密に付き合うことができます。特にクラスメイトであれば、気軽に超えもかけられるし、簡単に友人をつくることが出来るのです。
語学留学では、語学の習得はもちろんですが、それ以外に異文化体験を通じ自分の検分を広めたり、人間形成においても大変有意義な成果が期待できるのです。ですから、留学先ではなるべく日本人、外国人という区別なく付き合っていくことをおススメします。

 

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